私の好きな本#2
松浦弥太郎さんは、私の好きなブロガーさん達がよく話題にしていたり、雑誌のコラムで「わ〜素敵な記事だな」と思って執筆者を見たら松浦さんだった、等、偶然が重なって好きになった作家さんのお一人です。
松浦弥太郎さんの人気作はたくさんありましたが、どれを読もうかなぁと思いながらも最初の一冊を決めあぐねていたある日、友達と大好きな蔦屋書店に行った時のこと。
「旅」のコーナーを見ていた時に、ひとつだけ小さな文庫があり、表紙がとても好みだったため手に取りました。
そして、それがまたもや松浦弥太郎さんの「場所はいつも旅先だった」でした。
私の松浦弥太郎さんの最初の一冊はこの瞬間に決まりました。
ペラッと開いて読んだ松浦さんの文章は気持ち良いくらいに心に入ってきました。
松浦さんの経験豊富な旅先での出来事。
日本ではない、異国の日常。
すぐに夢中になって読んでしまいました。
本を読むことは、自分もその場にいたような臨場感を味わえるのが醍醐味の一つだと思いますが、松浦さんの見てきた景色が本当に面白いくらいイメージとして頭に浮かびます。
きっとそれは松浦さんの文章力もそうだと思いますが、どこか人間臭いところもあって共感できる部分が多いからなんだと思います。
大好きな一冊になりました。
(一緒に行った本好きの友達にも即オススメしました)
本の出会いは、一生の出会い。
あの時、蔦屋書店の膨大な本棚の一角でこの本に出会えたのも、運命だなと感じました。
私がとても惹かれたこの表紙の写真の真実も読み進めていくうちにわかります。
この写真を表紙にした編集者の方、GJ・・・・。
Twitter:@retorodane